5月14日より開幕するボートレース江戸川のG2江戸川634杯、モーターボート大賞。全国の腕っ節が強いレーサーが集結、荒れやすい江戸川の波を乗りこなすのではどの選手か、本日より6日間に渡って熱いバトルが繰り広げられる。
今節の注目選手は兵庫支部の白石健選手。新モーター・新ボート・新プロペラに切り替わって3節目を迎えるが、2連対率71.4%とずば抜けた成績を残している38号機をゲット。前検タイムでも6.5秒台のタイムを出しており、初日からモーター全開で挑めそうだ。
初日の今日は5Rの2号艇と11Rの6号艇の2回走り、11Rは大外の6号艇だがモーターパワーを生かした走りで、穴をあけてくれそうだ。
【ドリーム戦予想】
江戸川競艇場は荒川とほぼ並行して流れる中川という川にあります。川なので当然水は上流から下流に流れていて、正面から見て右手側が上流、左手側下流となり、スタート時は上流に向かって、流れに逆らうようにスタートする事になります。また風の影響を受けやすく、上げ潮のときに北風、下げ潮のときに南風が強く吹き、流れと風が正対すると大きな波やうねりが発生する為、静水面を得意とする選手にとっては苦戦を強いられる水面といえるでしょう。
初日のメインレースを飾るのは12Rのドリーム戦。今シリーズを引っ張る注目選手たちの中から、優勝候補としてドリーム戦に出走するメンバーは
1号艇 須藤 博倫(埼玉)
2号艇 齊藤 仁(東京)
3号艇 坪井 康晴(静岡)
4号艇 岡村 仁(大阪)
5号艇 若林 将(東京)
6号艇 池永 太(福岡)
フライング持ちが懸念されるが、気力十分の須藤の逃げ切りに期待する。前節の戸田でフライングを切ってしまった為、スタートに不安がありそうな須藤だが、前検日のスタート練習でも上々の動きを見せており、本人もドリーム1号艇は初めてなんですよ。しっかりスタートに集中したいといっており、しっかり決めて逃げ切ってくれるだろう。
相手は3号艇の坪井、前検での伸び足も上々でスタートが決まれば一気の捲りも期待できる。その他では地元2号艇の齊藤、5号艇の若林に注目。3号艇の坪井が攻める展開なら、空いた内を狙える齊藤にチャンスがくるだろう。